2023年12月25日 19:58

「路上博物館」はカプセルトイメーカーのSO-TAと共同で、「路上博物館 特別展-植物食-」を2024年4月に発売する。本商品は、本物の博物館&動物園の骨格標本を使ったカプセルトイ商品で、発売と同時にウェブ上でも骨格標本の3Dモデルを公開する。
本商品は、天王寺動物園・群馬県立自然史博物館・池田動物園にそれぞれ由来する標本を各1種類ずつ、合計3種類の動物の頭骨標本を再現した。足掛け1年以上にわたり、実際に路上博物館が博物館・動物園に足を運び、現地で3Dスキャンをしてきたデータを基に作成した3Dモデルをベースに金型を作成。金型の調整とあわせて、各標本の見どころや特徴的な形状を、なるべく精密に再現した。
たとえば天王寺動物園由来の「キリンのケニヤ」は、2001年から2012年まで天王寺動物園で飼育されていたオスのアミメキリン。死亡時は22歳で当時は国内で2番目に高齢のキリンだった(オスでは当時最高齢)。額のデコボコの大きさと正面から見た時の口の歪みが特徴的で、本商品でもこの2点の特長の再現には特にこだわったという。そのほか、群馬県立自然史博物館由来「野生由来のカバ」、池田動物園の「ゾウのメリー」。本物の標本にある歪みや欠けなども可能な限り再現。
カラーバリエーションは骨格標本の色を再現した「リアルカラー」と、凹凸を観察しやすい「グレー」の2色と合計6種類。詳しくはこちら。