2023年12月20日 09:34

GOGENは、住宅購入時の火災保険を手間なくスムーズに選択できるサービス「火災保険のコンシェルジュ」を提供開始する。
かつて最長35年であった火災保険の最長契約期間は段階的に見直され、2022年には最長5年に短縮された。これにより、手続き当たりの保険料の低下に加えて更新の頻度は高まり、深刻な人手不足も相俟って、代理店業務の効率化は急を要する状況だ。GOGENは、不動産売買に関する文書作成・締結プロセスのDX支援や、画像認識・生成系AIを活用したサービス開発・提供によって得られた知見の応用により、自社の火災保険業務の自動化・デジタル化を実現している。これにより、複数保険会社の見積や手続きを迅速に進め、住宅購入者の体験を高める。損害保険の代理店を始めることに困難を感じている中小事業者は、業務に大きな影響なく火災保険を提案することが可能になり、顧客との繋がりを保ち、顧客の安心感を高めることが期待される。
「火災保険のコンシェルジュ」では、住宅購入者は、何度も名前や住所を入力することなく、また対面の予定調整なしで、見積の取得から申込まで行うことができる。また、住宅購入者はワンストップで複数の火災保険会社から見積もりを取得でき、比較することが可能。希望者には、選択のポイントについてのアドバイスを行う。不動産事業者は、自社顧客に対する見積提示状況や申込状況を、専用ページでいつでも確認できる。「丸投げ」感がなく、不動産事業者と顧客の繋がりを阻害しない。