2023年12月19日 09:02

オープンハウスグループは、9月から、花王の生理用品ブランド「ロリエ」が実施する、職場のトイレに生理用ナプキンを備品化する「職場のロリエ」のテスト導入を実施してきた。テスト導入後に実施したアンケート結果が好評だったことをうけ、11月から、本施策の導入を決定した。

世界経済フォーラム(WEF)が6月21日に発表した、男女格差の現状を各国のデータをもとに評価した「Global Gender Gap Report」(世界男女格差報告書)の2023年版によると、日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位で、前年から9ランクダウンし、2006年の公表開始以来、最低順位という結果だった。また企業における格差状況でも日本は123位と、昨年から数値が横ばいだったことで相対的に順位を落とす結果となっている。

女性活躍推進に目を向けると、働き方改革に加え、女性特有の健康問題対策を含めた「女性が働きやすい環境作り」も重要課題とされている。オープンハウスグループにおいては、これまでも「女性活躍推進」を重要課題と位置づけ、定量目標や活動計画を定めたうえで、様々な施策を推進してきた。

今回の生理用ナプキン備品化についても、生理による「困った」「不安」という悩みを低減することで、女性が安心して働くことができる、働きやすい環境作りの一環として導入を決定した。オープンハウスグループでは今後も、一人一人のパフォーマンスを最大限発揮できる職場環境づくりにつながる取り組みを推進していく。