2023年12月07日 19:06

サンカクシャは、様々な事情により帰る家を失った若者が自分の住まいを確保し、新しい生活をスタートするためのシェアハウス1件および個室のシェルター2室を開設。入居者の受け入れを開始した。今回のシェアハウスおよびシェルターの新設により、シェアハウス4カ所(17室)、シェルター(7室)の体制となった。
サンカクシャでは、公的機関からの紹介やSNS等を通じた問い合わせで繋がった困窮した若者の支援を行っているが、新規の相談件数が昨年度の倍以上に増えている。そのため既存のシェアハウス、シェルターは満室状態が続き、新規の若者の住まいの確保が困難になっていたことから、今回シェアハウスおよびシェルターを新設した。今後もより多くの若者をサポートするためにシェアハウス、シェルター共に増やしていく。
サンカクシャでは、これらの施設を利用する若者には、生活環境を整え、必要に応じてサンカクシャの他の支援や公的支援に繋げ、自力で家を借りて生活できるようになるまで伴走型の支援を提供。居住支援担当スタッフが個々の若者の状況や希望を確認し、居場所や就労支援担当のスタッフと協働して、安心できる住まいと居場所を確保しながら仕事の経験を積み、自立に向かっていけるよう包括的な支援を行う。
目標は、1年~1年半で、自分で家を借りて一人暮らしができること。さらに退去後も、安定した生活ができるように継続的にサポートを提供する。詳しくはこちら。