2023年12月07日 15:42

プロフェッショナルバンクは、クライアント企業の経営者、人事・採用担当者を対象に、「リファラル採用」についてアンケート調査を実施した。
まず、リファラル採用を実施したことがあると回答した企業は75%であり、多くの企業が実践していることが分かった。またリファラル採用の情報源は、社員による友人や知人紹介が88%と、圧倒的多数を占めた。さらに企業の80%が、「通常採用と比べた際のリファラル採用の成功確度が高い」と回答、リファラル採用促進の取り組みとしては、「社員へのインセンティブ」(61%)が最多だった。
中途採用において今後、力を入れて取り組みたい採用手法について質問したところ、「リファラル採用(社内)」(53%)と「リファラル採用(社外)」(23%)が合わせて76%。今後の採用を担う有効な手法として注目されていることが分かりる。
リファラル採用のメリットについては、最も多かった回答は「採用コストが抑えられる」(79%)となった。人材紹介の手数料や求人広告費等のコストが抑えられることが魅力の一つと考えられる。一方でデメリットでは、「候補者が活躍しない場合の推薦者の責任が重い」(42%)が最も多い結果に。推薦者と候補者の人間関係だけでなく、仕事や組織にも影響を与える可能性がある為、配慮する必要があると考えられる。