2023年12月07日 10:05

日本サブスクリプションビジネス振興会は、2023年の最も優れたサブスクサービスを決定する「日本サブスクリプションビジネス大賞2023」の表彰式を12月6日に開催した。
「サブスク大賞2023」は、サブスクサービスを運営する企業がエントリーし、「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」「安全性」の6つの要素で厳正な審査を行った。今年のエントリー企業の傾向としては、大手企業の参入が増えたことが挙げられる。スタートアップ企業も、これまではシード期・アーリー期など、比較的創業間もない企業が多かったが、今年は、ミドル期の企業からの応募が増加した。また、昨今のサブスク市場は、従来の動画・音楽・アニメといったエンターテイメントの分野だけではなく、教育・健康・食品など、さまざまな業界に拡大している。今年は、ペットやアート、ファッションといったジャンルが人気を博しており、便利なだけではなく、消費者の生活を根本から変革する可能性を秘めたサービスから多数のエントリーがあった。
「サブスク大賞2023」グランプリは、24時間365日ねこの小さな変化にもすぐ気づける見守りトイレ「toletta」(トレッタキャッツ)。スマホでの健康管理が可能で、市販品のねこ砂OK。獣医師と共同開発したAIが毎日の体調をチェック。顔認識カメラだから、多頭飼いでも1台でOKだ。また、シルバーは、海外向けおやつBOXサブスク「SAKURACO」、ブロンズは、国産の天然魚サブスク「フィシュル」が受賞した。