2023年12月06日 15:44

Kivaは、すべての人に平等なウェブサイトを提供するため、すべてのウェブアクセシビリティ規格に対応できるサービス「ユニウェブ」の提供を開始した。

ウェブアクセシビリティとは「高齢者や障害者など心身の機能に制約のある人でも、年齢的・身体的条件に関わらず、ウェブで提供されている情報にアクセスし利用できること」を意味している。インターネットの普及により、健常者と同様に高齢者や障害者にとってウェブサイトは重要な情報源となっている一方、情報を提供する側がウェブアクセシビリティに配慮して適切に対応をしていないと、高齢者や障害者がウェブサイトなどから情報を取得できなかったり、ウェブ上の手続きができないという問題が発生し、社会生活で多大な不利益が発生したり、災害時等に必要な情報が届かない状況となれば生命の危機に直面する可能性がある。

Kivaでは、デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人にやさしいデジタル社会の実現」に共感し、さらにはウェブアクセシビリティを誰でも簡単に導入することができるよう「ユニウェブ」の開発・提供することにした。「ユニウェブ」は、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで「導入当日」にウェブアクセシビリティ機能を提供する。すべての人に平等なウェブサイト・サービスを目指すために、視覚に障害がある人、怪我をして一時的に手が使えなくなった人など、様々な状況にいる利用者が音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、正しい情報を理解できる状態にしたいと考えている。

ユニウェブ