2023年11月02日 15:16

アクティオは、トンネル内の点検作業に特化した高所作業車「トンネル点検プラットフォーム」のレンタルを、11月1日から開始する。本製品の特徴は、階段状に変形し一度に広範囲の作業が可能であること。また、作業員複数名が同時に作業でき、作業姿勢のままで移動することが可能。なお本商品は、日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所と、グループ会社の岐阜工業が共同で開発した。

今回の「トンネル点検プラットフォーム」は、トンネル点検作業の効率化と作業員の作業負担軽減を目的に開発された高所作業車。最大の特徴は、プラットフォームの作業台をトンネルのアーチに沿うよう階段状に変形する仕様にしたことで、点検の際に一度に広範囲の点検作業を行うことを可能にした。また、大型の作業台は作業床全長2435mm、全幅1500mm、全高1240.7mm、傾斜角度は0度~50度まで可動し、最大積載荷重500kg。

さらに、アウトリガはローラージャッキを採用している。トンネル内での作業等、長く続く現場での移動の際に、ブーム・ジャッキを格納する必要がないため、通常ジャッキ装備のタイプよりも効率的に作業を行える。

アクティオは今後も「レンサルティング」のノウハウを活かし、生産性を向上させる製品やサービスを提供していく。