2023年10月30日 19:33

木内酒造では、2016年よりウイスキー製造を開始し、2020年国産原料使用による真のジャパニーズウイスキーの製造及び製造規模の拡大を目指し、木内酒造・八郷蒸溜所を稼働させた。今回、その付属施設として、「八郷蒸溜所ビジターセンター」を11月11日に開業する。
ビジターセンター内には、木内酒造の歴史やウイスキー造りへのこだわりを説明する展示コーナーをはじめ、自社製の生ハムとウイスキーを楽しめる飲食コーナー、それらを購入できる販売ショップを併設している。また、八郷蒸溜所の工場内部も、見学コースを追加設置し、蒸溜等の製造工程を見学できる施設として公開する。
八郷蒸留所に隣接するのが細谷ファーム・潮田さん。木内酒造では、ウイスキーの蒸留廃液を試験的に豚の飼料に混ぜ豚の肥育を依頼している。潮田さんの育てる豚の極上品のみを買い入れて加工したのが、「常陸野ハム BARREL SMOKE」だ。ビジターセンター内の飲食スペースで楽しめる。お土産品としての販売も行う。
昨年から土日祝に蒸留所内で実施している「試飲付き見学ツアー」(有料)を、定休日以外のすべての曜日で実施する。展示の解説パネルは日本語英語で表記のほか、QRコードをスマートフォンで読み取ることで、中国語や韓国語など様々な言語で説明を見ることができるようになる。蒸溜所の製造工程見学は事前申込制。
八郷蒸溜所ビジターセンターは11月11日10時開業。営業時間は木曜~月曜(祝日含む)10時~17時。定休日は火・水曜。