2023年10月30日 13:09

ジョイカルジャパンは、「世代間におけるSDGsに関する意識調査および車の乗り方」に関するレポートを発表した。それによると、SDGsに関する関心はZ世代(18歳~26歳)とシニア世代(60歳~)で高いことが分かった。
「SDGsに貢献できる車やサービスの価格が、他と比較して月額数百円程度高い場合であってもその商品を選びたいと思いますか。」と質問したところ、Z世代は9割以上が「そう思う」と答えた。
その理由としては、「社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから」(65.8%)が最多。「環境や地域に良いことをしたいから」(48.7%)といった社会貢献意欲に次いで、「話題性があるから」(30.3%)という意見も挙げられている。これは、シニア世代の3.8%と比較すると高く、Z世代にとってSDGsは、流行りや話題づくりの一つであるとも捉えられる。
一方、70代は高度経済成長やバブル景気を経験してきた世代であり、今とは真逆の消費価値観が蔓延していた。シニア世代のSDGsへの関心の高さは、その反動からきているとも考えられる。「SDGsに貢献できる車やサービスの価格が、他と比較して多少高い場合であっても、その商品を選びたいと思う理由」でも、「社会問題や環境問題に危機感を持っているから」と答えた割合が77.4%と圧倒的だった。本調査はこちらからダウンロード可能。