2023年10月23日 19:58

丸七製茶は、営業本部隣接地にある日本遺産に登録された旧東海道の松並木を生かし、藤枝市との連携・協力によりデジタル田園都市国家構想交付金の活用し、藤枝市の観光交流の拡大と市内生産品の価値の向上、農業振興の推進を目的とした拠点を整備する。施設の完成は令和6年春を予定している。
丸七製茶の隣接地には日本遺産として登録された東海道の松並木の景観が保存されている。これは「日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅」~滑稽本と浮世絵が描く東海道旅のガイドブック(道中記)~という日本遺産の一部として認定されているため、藤枝市の西の入り口ゲートウェイとして景観を整備する。
市内で作られる名産品となった藤枝抹茶や丸七製茶が運営する「ななや」の抹茶スイーツ、さらには様々な藤枝茶製品のブランディングを強化し、藤枝市の名産品としてさらに知名度を高める取り組みを行う。同様に日本遺産に認定された周辺地域の地場産品を利用した日本遺産オリジナルブランド商品「駿州堂」の展示・販売なども行う。
食体験スペースにおいては周辺地域も含めた地場産品を使った飲食メニューの提供や飲食イベント、藤枝市の関連施設と連動した体験メニューの提案やイベントの開催、藤枝市のオーガニックビレッジ構想との連動など官民連携での取組みにより相乗的な発信と促進を予定している。
施設は令和6年春完成、同年夏営業開始の予定。場所は静岡県藤枝市上青島656(丸七製茶一里山工場、営業本部内)。物品販売および食体験施設となる。