2015年06月12日 17:17

住宅・不動産専門サイトO-uccino(オウチーノ)は、年間約3万頭の犬猫が殺処分されている問題に着目し、その解決に向けて動いている「譲渡会(里親探し)」の取り組みと課題をリポートした。
神奈川県湘南エリアのとある広場で開催された譲渡会では、新しい家族との出会いを待つ犬たち約30頭が参加していた。ある50代女性は「体力的に子犬を飼うのは難しいので、穏やかな性格の成犬を希望」と話す。
「成犬の中でも7歳以上のシニア犬は、特に落ち着いていて穏やか。のんびり一緒に暮らせるというメリットがある」。そう話すのは、ちばわん湘南地区担当の渋谷氏。
オウチーノ編集部の調査によると、「今後犬を飼う場合、里親からの引き渡しを検討できるか」という質問には93.7%が「検討できる」と回答したが、「現在の犬はペットショップで購入した」が57.5%と過半数。実際、ペットを飼うとなると、ペットショップ経由に流れる現実も浮かび上がった。