ゼロイチゼロは、自然冷媒を使用した急速冷凍機の開発に成功し、12月より「パラダイムシフトフリーザー」の販売を開始する。

自然冷媒は、自然界にもともとある物質。地球温暖化やオゾン層破壊の原因のひとつとしてあげられているフロンを使用しない、環境にやさしい冷媒。発売を記念して、9月15日より、予約受付を開始する。初回予約特典として、30台限定で機械代金を10％オフにて提供する。

エアブラスト式急速冷凍機「パラダイムシフトフリーザー」は、送風ファンにプッシュプル方式を採用。庫内に設置した4つのファンが、間欠運転と速度の強弱をコントロールすることで、-35℃の冷風（最大-45℃まで可）が、食材をやさしく包み込むように凍結する。そのため、食材を均一に、スピーディーに凍結することに成功した。

一般的な冷凍の場合、細胞内の水分が氷に変わる氷結晶生成温度帯(-1℃～-5℃）の通過時に、氷結晶が大きくなることで細胞が損傷。それにより、解凍後に水分と共にうまみ成分や栄養素が流れでてしまっていた。しかし、急速冷凍であれば、氷結晶生成温度帯を短時間で通過するため、氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を極少化でき、ドリップの流出を防ぐ。そのため、解凍後も、凍結前と変わらない「鮮度」や「風味」を楽しめる。

急速冷凍機「パラダイムシフトフリーザー」は12月発売予定。カラーは４色展開。