2023年09月01日 19:01

ヴァレオは、9月4日~8日、独・ミュンヘンで開催されるIAAモビリティに出展。業界の変革をサポートするハードウェアとソフトウェアのソリューションを披露する。

同社は、インバーター、車載充電器、DC/DC コンバーター、配電ユニット、eモーター、減速機を統合して使用できる新しい 6-in-1 eAxle を発表。ブースでは、スウェーデンのClean Motion が考案した三輪ドロイド EVIGを展示する。 EVIGには、ソーラーパネルとヴァレオの e-access パワートレインを搭載。貨物用として市場で最軽量クラスの車体とフレキシブルな貨物スペース、各種サービスへのコネクティビティにより、市街地に最適化されたラストマイルデリバリー配送を提供する。

またヴァレオは、信号処理、コンピューター ビジョン、データ フュージョン、車両制御用の AI ベース ソフトウェアのフルスタックを開発している。BMW、ドイツテレコムと協力し、IAAモビリティのブースで遠隔操作デモンストレーションを行い、車を遠隔操作して駐車するデモンストレーションを実施する。

さらに、既存のヴァレオのワイパーブレードと比較してCO2排出量を61%削減するように設計された、初のワイパーであるキャノピーと、ヘッドランプの画期的なコンセプトであるPURELIGHTを発表する。 生物由来の材料と積層造形を使用して設計されており、材料の修理と再利用を可能にして重量を最小限に抑え、ライフサイクルを延長する。