2023年09月01日 09:39

博報堂プロダクツは、8月31日、鹿児島県阿久根市と、阿久根市の交流・関係・移住定住人口の維持・増加、産業振興、住民サービスの向上などを中心とした、総合的なブランディング活動を行い、地域課題を解決する「地域活性化包括連携協定」を締結した。

阿久根市は、鹿児島県北西部に位置し、北部は激流が渦巻く日本三大急潮の黒之瀬戸を隔て長島町、東部は出水市、南部は薩摩川内市と接している。高松川河口の阿久根港を中心に古くから海・陸交通の要衝として海運業・商業などで栄えてきた。また、東シナ海に面した約40キロメートルにも及ぶ美しい海岸線や、沖合いに浮かぶ阿久根大島は、海水浴や釣りのメッカとして知られており、毎年多くの観光客が訪れている。温暖な気候を利用した農業や水産業も盛んで、品質の高い数多くの生鮮品や加工品は「アクネうまいネ自然だネ」の統一ブランドで全国に向けて出荷されており、中でも特産品の「阿久根ボンタン」は全国有数の生産量を誇る。

博報堂プロダクツは、12の事業本部、3つの支社、10のグループ会社からなる総合制作事業会社。博報堂プロダクツが手がける地域活性化包括連携協定としては、徳島県那賀町、熊本県氷川町に続き、3つ目の取り組みとなる。これまでの地域活性化包括連携の実績をもとに、総合的な観点から阿久根市のさまざまな課題解決に向けて取り組むとともに、魅力あふれる阿久根市の「シティブランド」を構築し、市内外に向けて情報発信の支援をする。

博報堂プロダクツ / 鹿児島県阿久根市