2023年08月31日 09:02

LayerXは、10月1日に始まるインボイス制度(適格請求書等保存方式)に向けて、日本全国の企業が適切に対応できるよう、「企業のインボイス対応力向上プロジェクト」を立ち上げた。

インボイス制度への対応に伴い、適格請求書かどうかの判定やそれに応じた仕訳など、経理担当者の業務負担の増加が懸念されている。LayerXでは、法令に基づくインボイス制度対応に必要な要件と具体的に発生する業務内容を精査し、制度対応に要する追加の作業時間を算出した。その結果、経理だけではなく従業員全般の経費精算などの全社的な影響も大きく、日本全国の企業で推計するとインボイス制度対応で月間約1.4億時間、経理1人あたりでは月間約1~2営業日分の業務負担が新たに発生することがわかった。

これらの業務内容をきちんと認識し、適切な対応準備を進めることができれば、月間約1.4億時間分の業務負担を可能な限り削減することにつなげられる。そうした背景から、制度対応に関するより精緻な知見を共有し、企業のインボイス制度対応負担の軽減に貢献することを目指す「企業のインボイス対応力向上プロジェクト」を開始する。

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