2023年08月24日 16:05

MAGO MOTORS JAPANは、ガーナのリサイクル工場で製造した、電子廃棄物の破砕プラスチックを利用した建材「MAGO BLOCK」の商品化を実現。OOKABE GLASS、「Material Bank(R) Japan」を運営するDesignFuture Japanと連携し、サンプル提供の受付を開始した。

MAGO MOTORS JAPANは、ガーナのスラム街に集積されている先進国からの廃棄物を活用してアートを制作する美術家・長坂真護さんが率いるMAGO CREATIONのグループ会社。ガーナのスラム街アグボグブロシーの環境・貧困問題の解決を図るため、2022年9月に長坂さんは日本とガーナに新会社を設立した。

ガーナ現地にて、リサイクル事業、農業、EV事業(電動バイク/キックスケーター)に本格的に着手。ガーナ現地の人材を雇用し、「MAGO BLOCK」の原材料となる電子廃棄物の粉砕プラスチックの回収・洗浄・分別・破砕・粉砕処理を行なっている。スラム街の環境・貧困問題の早期解決を目指すための事業の一策として、「MAGO BLOCK」を販売することで、ガーナの電子廃棄物を削減。同時にガーナのスラム街から雇用を生み、生活水準を担保できる賃金付与を行なう。

なお、現在MAGO BLOCKに含まれる電子廃棄物の割合は10%程度(全体の体積比)だが、将来的には電子廃棄物100%のMAGO BLOCK開発に取り組む予定。