2015年06月09日 06:42

NGOわかちあいプロジェクトは、ドミニカ共和国産の国際フェアトレード認証カカオ生豆の販売を開始した。南米カリブ海は、湿度の高い熱帯気候で、高品質のカカオを生産するのに最適な場所といわれており、ドミニカ共和国産では、年に7万トンのカカオ豆が生産されている。

その中でも、世界で生産されるカカオ豆の5~10%しか存在しない最高品質のカカオ豆「クリオロ種」など数種類をブレンドすることで、豊かな香りと、酸味と渋みのバランスのとれたチョコレートが仕上がる。

国際フェアトレード機構は、農家にとって不利な条件とならないよう「最低取引価格」での取引を設定。農家側は、フェアトレードにより導入できた施設のおかげで、カカオ豆に豊かな香りを出す発酵が可能になり、有機栽培や環境に配慮した生産も進められている。

フェアトレード認証カカオ豆の購入はオンラインショップから。