2023年08月17日 15:30

電気自動車(EV)の開発を行うGLMは、この度カーシェアリング向け軽自動車規格EV「MiMos(ミモス)」の取り扱いを開始した。
軽自動車規格EV「MiMoS」は、一般的な軽自動車のサイズよりさらに一回りほど小さいコンパクトEVでありながら4人乗車可能な4シーター。また4人乗車時でも荷物の積載スペースが確保されているため、様々な乗車シーンへの対応が可能。満充電時の最大航続距離は約130kmと、短距離及び中距離の移動が主となる2次交通向けモビリティとして十分なスペックを持っている。家庭用200V充電器での充電ができ、約6時間でのフル充電が可能。
日本の自動車市場に非常に相性が良く販売台数も多い軽規格の乗用車だが、実は航続距離の面などからEVとの相性も非常に良い。同社では、世界的に急速に進む電動化の流れに対し、まだまだEVの浸透が十分でない日本市場に対してスピーディーな市場投入こそが商機を捉えると考えていた。
開発開始から市場投入へと多くの時間を要する自社開発への足がかりとして、まず世界の市場に既に投入済みのEVを、同社のEVに関する豊富な技術と経験で、日本の軽自動車企画に適合するよう改良。早期に日本市場導入すべくプロジェクトを推進し、今回の取り扱い開始が実現した。このような手段を取ることにより、国内競合車に対しリーズナブルな価格を達成。環境対応や交通手段の衰退への解決策として、EV導入を検討している各種行政及び企業向けに新たな選択肢を与える。