
ecboは、SANPU TRAVEL GROUPおよびH.I.S.台湾と提携し、8月4日より荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」の台湾展開を開始する。
「ecbo cloak」は、スマホ予約で簡単に荷物を預けることができるサービス。駅構内や郵便局、カフェなど、現在地から近い場所で荷物預かりが可能な施設を検索し、事前予約で確実に預けることができる。2017年1月よりサービスを開始し、2018年2月にはJR東日本、JR西日本イノベーションズなどから資金調達をし、JR駅構内をはじめ国内で1000箇所以上に荷物預かりサービスが導入され、不足するコインロッカーに対して新たなソリューションを提供することができている。
「エクボクローク」は、インバウンドユーザーの中では台湾人が最も多く、数万人の台湾人ユーザーに利用されている。また、日本人が多く訪問している国・地域として台湾は第4位と、例年多くの日本人が台湾を訪れている。観光やビジネスで年間2179万人(2022年)が訪れる台湾においても、およそ7割の人が15~30分以上コインロッカーを探している。台北駅の場合、毎日約50万人が利用する駅であるのに対し、数百個ほどのコインロッカーしかない。日本で多くの荷物預かり課題を解決してきた「エクボクローク」を台湾でも展開することにより、現地の国内旅行者や出張者、日本や他国からの渡航者が快適に荷物を預けられるようになる。今後、台湾においては、2025年までに500店舗で利用可能にし、またアプリから簡単に荷物を配送できるサービスの実現も目指している。