2023年08月01日 10:07

ケアネットは、9月30日、順天堂大学病院管理学研究室と共同で、「医療MBAエグゼクティブコース」を開講する。

ケアネットは、21万人を超える医師会員を有する医療・医学情報サイト「CareNet.com」を中心に医師の生涯教育に取り組んでいる。Zoomを活用したオンラインスクール「CareneTVスクール」では、心電図・エコーなどの臨床スキルや診療所経営、産業医育成など幅広い教育プログラムを提供している。一方、順天堂大学病院管理学研究室は、医療マネジメント・サイエンスなどの実務的な研究に加え、自身がMBAホルダーでもある猪俣武範准教授を中心に、ビジネススクールで学ぶ内容を医療に落とし込んだプログラムを医学部教育に取り入れている。今回、両者のこうした実績を背景に、猪俣准教授をプログラムディレクターとして、共同で広く門戸を開き、病院経営者向けにMBAのエッセンスを指南するエグゼクティブコースを開発した。

講義内容は、アカウンティング、医療マーケティング、ファイナンスといったMBAの標準的な内容から、医師の働き方改革、医療デジタルトランスフォーメーション(DX)といった医療現場でとくに重要となる今日的な課題も取り上げる。順天堂大学の講師陣だけでなく、ビジネス界で活躍する医療に精通したキーパーソンも講師として招聘し、ケーススタディ授業も随所で取り入れる。

開講日は9月30日。原則、月1回土曜日の夕方の時間帯に2024年7月まで11回13講義の授業を行う。オンライン授業が中心だが、開講日を含め3回の実対面授業を順天堂大学の御茶ノ水キャンパスで開催。

医療MBAエグゼクティブコース