2023年07月31日 09:42

海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、建造を進めている北極域研究船の船名を7月28日より一般公募する。

JAMSTECは、海洋国家の日本において、海の研究を通じて、科学技術の向上、学術研究の発展、地球や生命の理解などに広く貢献するための活動に取り組んでいる。地球環境の把握、海洋資源の利用、地震・火山活動に関する調査研究を進めるとともに、それらの研究を支える探査機・観測機器の運用や技術開発を行い、さらには、革新的な成果や発見につながる最先端の研究を推進。また、研究活動によって得られたデータから新たな価値を生み出し、政策的な課題解決や社会・経済のニーズに貢献するための研究開発を進めている。

JAMSTECでは、海氷減少などの急激な環境変化が進む北極域が抱える課題解決に科学的な側面から貢献するため、日本初となる砕氷機能を持った研究船である北極域研究船の建造を進めており、2025年3月に進水、2026年11月に引き渡し予定だ。この北極域研究船について、広く一般の人々に知ってもらい、JAMSTECの活動に一層の理解と親しみを持ってもらうことを目的として、7月28日より船名を一般公募する。

船名の応募者は、全員にJAMSTECオリジナルの「応援隊員認定証」を発行して応援隊員に認定し、今後応援隊員向けのイベントなどを企画していく。また、採用された名称の応募者から抽選で命名者を決定し、副賞をプレゼント。さらに、採用された名称の応募者から抽選で複数名にJAMSTECオリジナルグッズをプレゼントする。

応募期間は7月28日14時~10月20日17時。

特設ウェブサイト