2025年07月23日 16:32

上方落語の定席「神戸新開地・喜楽館」とABCラジオは、今年も上方落語の更なる発展を目的にした「マルエスPresents 神戸新開地・喜楽館AWARD 2025」を共催する。
このイベントは入門16年目から25年目までの上方の落語家を対象に、喜楽館の観客とABCラジオのリスナーに「審査員」として直接参加してもらい、上方落語の次代を担う「看板スター」を選ぶコンテスト。このイベントが盛り上がることで、かつては芝居小屋や映画館が立ち並ぶ三宮以上の大歓楽街として賑わっていた新開地の町興しにつなげたい…というのが喜楽館とABCラジオの願い。
昨年は、エントリーをした総勢24人の噺家さんの中から予選を勝ち抜いた5人がファイナリストに。12月15日に開催された決勝では、白熱の競演が繰り広げられた結果、桂ちょうばさんが、初代王者の桂雀太さんに続く二代目の栄冠に輝いた。
今年の「予選」は9月12日・16日・17日・22日の4日間、ABCラジオ「日曜落語~なみはや亭~」の公開録音として実施。喜楽館に招待された「なみはや亭」リスナーの投票により、決勝に進出する噺家さんを決定する。「決勝」は12月7日の夜に有料興行として開催し、ABCラジオで生中継。ファイナリストの噺家さんが熱演を披露した後、喜楽館の観客とABCラジオの特別番組のリスナーに投票してもらい、合算して最も多くの得票を獲得した噺家さんを優勝者として表彰する。