2023年07月21日 19:52

セキドでは、トラクターや田植え機などの農機に取り付けて、農作業を効率化・省力化するFJD社の新製品「FJD AT2(エイティーツー) 農機自動操作システム」の販売を開始した。価格は99万円で、10万円からの取付費用のみで、メーカーやサイズ、年式を問わず、様々なトラクターや農機に後付けが可能。

新型では小型化と機器の統合で取り付けが簡単になり、コントローラーの操作性や外部機器との接続性が向上した。従来モデル同様に低価格高性能な上、Uターン機能などの機能拡張ソフトウェアは全て無償提供され、追加費用の心配がない。

FJD 農機自動操舵システムは、FJDynamics社が開発した農業機械用後付け自動操舵システム。RTK-GNSS方式の測位システムと自社開発の高精度ステアリングモーターにより、低コストかつ技術習熟が不要で、業界最高水準の誤差 ±2.5cmの操作精度を実現している。

2019年11月より販売を開始したFJD 農機自動操作システムは、僅か3年半で世界120カ国以上に販売体制を確立し、累計10万台超を販売した。近年では世界でもっとも販売実績のある「農機自動操舵システム」メーカーとして事業を拡大。今年度より先行してAT2を販売している海外市場では、約半年間で3万台超を販売している。国内では2020年11月より従来モデルAT1の販売が開始され、2年半の期間で約2500台を販売した。