2023年07月18日 19:51

リネットジャパンリサイクルと豊田通商は共同で、使用済み製品の資源循環を目的に「玩具領域におけるサーキュラーエコノミー推進プロジェクト」を発足する。第一弾として、7月21日から電気・電池で動くプラスチック製玩具(以下:電動プラ玩具)を愛知県内の店舗等で回収し循環する実証実験を開始する。

本プロジェクトは、玩具メーカー各社、および回収協力企業(イオンリテール、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、名古屋グランパスエイト)と連携して推進する。

近年、経済成長と資源の再資源化による持続可能な社会の実現を両立させる「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」のニーズが高まっており、製造企業では製品の生産・使用段階だけでなく、廃棄・リサイクル段階までを責任とする「拡大生産者責任」への対応が急務となっている。

リネットジャパンと豊田通商は、玩具メーカーとの連携の下、生産者・消費者が一体となり取り組める回収・循環の仕組みを構築し、玩具業界全体におけるサーキュラーエコノミー実現を目指す。将来的には、本プロジェクトのスキームを他の使用済み製品にも拡大することによって、さらなるサーキュラーエコノミーの加速とカーボンニュートラルの実現に貢献していく。

実施期間は、721日~20246月頃(予定)。回収対象は、でんきでんちで動くおもちゃとなる。