2023年07月18日 15:14

損害保険ジャパンは、顧客対応の品質向上を目指し、自動車事故に遭った顧客向けにパーソナライズド動画の提供を7月から開始する。

損保ジャパンの事故担当者は事故に遭った顧客に対して、電話での口頭説明やメール・LINE等のメッセージングツール、書面を通じて保険金請求の手続きの流れや次契約の保険料への影響等について案内をしてきた。しかし、自動車保険の等級制度は複雑であり、事故時に提出してもらう書類も多いことなどから、顧客からも説明の方法に関して要望を受けていた。口頭やテキストだけでは分かりにくい説明を、より顧客にとって分かりやすく案内するための手段を模索しているなかで、パーソナライズド動画の導入を決定した。

同サービスでは、米SundaySky社の提供するパーソナライズド動画ソリューションを活用し、顧客にいつでも・どこでも・何度でも視聴してもらえる動画の提供を行う。これにより、顧客への提供価値を更に高める。事故により保険金の請求を検討している顧客向けに、契約内容に合わせた動画を生成し、希望に応じてメール・LINE等のメッセージングツールを用いて事故担当者よりURLリンクを送る。顧客は手持ちの端末(PC、スマートフォン等)から自身の都合に合わせて動画を視聴できる。現在、動画の作成対象としているのは、特に顧客にとって分かりにくい「自動車保険の使用における翌年度以降の保険料への影響」について。動画のラインアップは順次増やしていく予定だ。

損害保険ジャパン