2023年07月13日 13:01

ハイヤールーは、コーディング試験サービス「HireRoo(ハイヤールー)」において、受験者のコーディングログから不審な行動を検知する機能をリリースした。
同社は、エンジニア採用における課題であるスキルのミスマッチを解決するためコーディング試験サービス「HireRoo」を提供している。「HireRoo」では受験者を評価する際、テストレポートにてコーディングの過程を再現できる「プレイバック」機能が活用されている。しかし、ログを確認するだけでは、具体的にどこに注力して評価すればよいかわからないという評価者の課題があった。そこで、テスト回答中のネガティブな評価になりうる不審な行動を検知しやすくする機能をリリースすることとなった。
今回のリリースにより可能となったのは「ペーストした箇所が一目でわかる」「回答者のIPアドレスの確認ができる」の2点。ひとまとまりのコードがペーストされた場合、その箇所がシークバーに表示されるようになった。これまではどの部分がペーストされたのか確認するには、プレイバックで過程をすべて見る必要があったが、今回の機能リリースにより、該当箇所が一目で判断できるようになった。また、回答者のIPアドレスが確認可能となり、元々あったペースト回数、画面を離れた回数の表示とあわせて、より不審行動を把握しやすくなった。
現在、不審行動検知の機能はコーディング形式のみのサポートとなっており、スタンダードプラン以上で利用可能。