2023年07月13日 13:00

西日本旅客鉄道は、JR西日本グループの技術を一元的に束ねた社外との情報共有基盤として、「イノベーションプラットフォーム」を開設し、7月12日より運用を開始する。

「イノベーションプラットフォーム」は、これまでの技術開発にて生み出されたソリューションや、商品に関するシーズ、長期ビジョンの実現に必要な同社グループのニーズ、共創活動の報告など、様々なBtoB向けのコンテンツをWEBマガジン形式で発信するサイトだ。

JR西日本グループでは「長期ビジョン2032 中期経営計画2025」の中で、「イノベーションによる長期ビジョンの実現」という目標を掲げ、イノベーション創出を促す環境づくりや様々なパートナーとの連携に取り組んでいる。新たな価値を創造するためには、一方的な情報発信に留まらず、同社のニーズを広く知らせることや、同社グループ外の企業や地域の人々と双方向のコミュニケーションを行うことが重要と位置づけ、それらの機能をこのイノベーションプラットフォームに具備し共創活動のさらなる加速を実現するために活用していく。

現時点では、50件を超える新技術や新製品の情報を掲載しており、今後もコンテンツの拡充を図っていく。会員登録した人には、社内のデータサイエンティストが開発した「AI画像認識ソリューション」を試すことができる。このお試しサイトでは、利用者自身が撮影した映像をアップロードすることで、同社のAIモデルが解析した識別結果を確認することができる(近日中に公開予定)。

イノベーションプラットフォーム