小田急電鉄は、8月16日に、4歳から小学生までの子どもと保護者を対象とした特別ツアー「ロマンスカー親子遠足箱根」を開催する。これは、箱根の魅力の一つである雄大な自然のなか、ジビエ料理や野生動物の痕跡の観察を通じて、命の尊さや野生動物との共生等について考えるきっかけとなる企画であり、自由研究の題材にも活用できる内容となる。

ツアーは、9時20分に新宿駅を発車する特急ロマンスカー「はこね51号」への乗車からスタート、参加者のみで車両を貸し切りにするため、同じ目的地を目指す方同士で遠足気分のなか箱根に向かう。車内には、「自然」や「かがく」をテーマにした福音館書店の絵本を用意しているほか、乗務員と触れ合うクイズ大会など、自然や鉄道について楽しく学べる移動時間を過ごすことができる。

箱根湯本駅に到着後は、今春オープンしたばかりのアクティビティ拠点「HAKONATURE BASE（ハコネイチャーベース）」に移動し、小田原・箱根エリアで獲れた鹿肉をランチビュッフェで満喫できる。ジビエ専門料理人による解説を通じて、地元の山で生きる動物を食べることの意味を知り、命の尊さを感じることができる。

開催日は8月16日。集合は8時半、小田急線新宿駅西口地下小田急旅行センター新宿西口前。解散は15時頃、HAKONATURE BASEとなる。募集人数は子どもと保護者2名1組を24組（48名）。※最少催行人数は17組（34名）。参加費は大人一人1万4000円（税込）。こども一人9400円（税込）。申し込みは7月14日12時半から小田急旅の予約サイトにて受け付ける。