2023年07月05日 19:07

パナソニックコネクトは、ネットワークに接続できない設備や機器も含めて一元管理し、正確な資産管理を実現するクラウドサービス「Assetier(アセッティア)」を7月5日から提供する。
企業が保有する資産には、PC等のIT機器だけではなく什器や備品、機械設備や車両など、業界により様々な種類の資産が膨大に存在している。IT資産だけではなく、現場のあらゆる資産の数量や所在、状態を正確に管理していないと、紛失・盗難・私物化・セキュリティ事故の発生や、突発的な修理やリプレースによる予期せぬ支出に繋がり、健全な企業経営にとって大きなリスクとなる。しかし、実際多くの企業では台帳や表計算ソフト等で資産管理をしており、特に飲食・流通業界のように日本全国に店舗を構える業態では、店舗ごとに管理台帳や管理方法が異なり一元管理ができていない、台帳と現物の差異が発生している、購入・移動・廃棄の履歴管理ができていない、人力対応のため棚卸に時間がかかる上に間違いが発生しやすい、などの課題を抱えている。
「Assetier」は、ネットワークに繋がらない什器や機器、小さな備品等を含めた様々な有形資産の情報をQRコードを用いて取得し、クラウド上で一元管理する。稼働状況等の関連データも管理でき、それらを可視化することで投資計画等への活用も可能。さらに、導入から運用管理に伴う様々な業務(ラベル発行・貼付、棚卸など)を代行するオプションサービスも提供し、一貫したサポートにより現場の業務効率化に貢献する。