2023年07月05日 16:21

防災用品を企画・製造する専門メーカーのファシル社は、昨年発売した「シェアする防災セット」から、コンパクトで様々な企業が気軽に導入できる「シェアする防災セット ベーシック10人分」を新発売する。
シェアする防災セットは、最大30人分の防災用品を、車やオフィス、店舗に備えることで、従業員のためはもちろんのこと、周りの人々に防災用品を配付することができる防災セット。大手自動車メーカー7社の純正車載用防災セットを手掛けるファシルが、安全・安心な防災用品を厳選した。また、取手も含めた箱の素材は、森林環境保全に繋がるFSC(R)認証紙を採用するなど、パッケージにもSDGsを取り入れている。
頻発する地震、豪雪、台風・豪雨などの災害や不測の事態に備え、企業としてできる社会貢献のひとつのカタチとなる。また、付属する防災用品備蓄マークを貼付することで、企業や店舗が「防災用品を備蓄していること」を周知することができる。SDGsの視点も兼ね備えたこの考え方が評価され、2022年グッドデザイン・ベスト100を受賞した。
従来のシェアする防災セット(30人分)では、物流業界を担うトラックなどを中心に導入されていた。今回、少しでも多くの企業が気軽に導入できるよう、よりコンパクトで手軽な「10人分」を発表。営業車などの一般車輌にも気軽に置くことができるようになり、様々な業種で「防災をシェアする」考え方が広まることを期待している。定価2万1780円(税込)。詳しくはこちら。