2023年06月30日 10:01

全国漁業就業者確保育成センター(漁師.jp)は、7月8日:福岡、7月17日:東京、7月22日:大阪で「漁業就業支援フェア」を開催する。

漁業就業者数は毎年減少しており、20年前の2002年24万3330人と比較すると約12万人減となっている。しかし25歳以下の漁業就業者数は2002年4950人に対し2022年5570人と増加傾向にあり、一定数の若者が新たに漁師になっている。3Kと言われることのある現場での仕事だが、実際には「達成感がある」、「毎日がワクワクする」といった声も多く、SDGsの開発目標の一つである「海の豊かさを守る」ことにも直接的に繋がることのできるやりがいのある素晴らしい職業だ。

「漁師になりたい」といってもどうやったらなれるのかわからないという若者も多く、そういった若者にとっても、漁業界にとっても、「漁業就業支援フェア」はとても重要なイベントとして注目されている。今年度の同フェアは3年振りに、日本列島を縦断し福岡東京大阪の3ケ所で開催。日本の社会的課題として「食料の安定供給」「漁村地域の過疎化」があげられる中で、懸命に生きている全国の漁師や漁業関係者が集まり、漁業の担い手を発掘する日本唯一のイベントだ。

開催日と場所は、7月8日「福岡会場」福岡ファッションビル8階(福岡市博多区博多駅前2-10-19)、7月17日「東京会場」東京都立産業貿易センター浜松町館2階(東京都港区海岸1-7-1)、7月22日「大阪会場」マイドームおおさか2階CDホール(大阪市中央区本町橋2-5)。

イベント詳細