2023年06月28日 12:17

Smart Craftは、製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」を7月1日より正式に提供開始する。

日本の製造業は消費者ニーズの多様化により大量生産から多品種少量化の時代へ推移しており、生産管理は従来に比べて複雑化している。同時に年々産業全体として従事者が減っており、多くの製造企業で人材不足が加速している。人材が不足していく中、労働生産性をいかに改善していくかがモノづくり産業の喫緊の課題となっている。「Smart Craft」はこのような製造現場の課題を解決するクラウドサービスだ。工場の一連の製造オペレーションをデジタル化し、リアルタイムに工場を見える化。また、「Smart Craft」に蓄積されるデータの分析・活用を通じて製造現場のDXを推進していく。

「Smart Craft」では、指示書や作業日報、品質記録など製造現場の帳票をまとめてペーパレス化することができる。また、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を利用して、稼働工数や停止時間などの生産の実績が正確に記録される。生産完了後に日報を作成・転記する手間が省け、日々生産の実績がデータとして蓄積される。計画に対する生産の進捗状況もリアルタイムに見える化。離れた場所からでも現場の進捗状況を把握することができるため、管理者が時間をかけて現場へ行く必要性がなくなる。さらに、日々「Smart Craft」に蓄積されたデータがダッシュボード上で自動集計され、縦軸、横軸、グラフの種類を選んだ自由度の高いグラフ作成が可能。改善案創出のための分析活動に活かせる。

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