2023年06月28日 09:32

ライトライトは、中小企業庁が主催する「令和5年度地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業」に2年連続で採択された。
同事業は、複数の地域に共通する地域・社会課題について、技術やビジネスの視点を取り入れながら、中小企業者等の地域・社会課題解決と収益性との両立を目指す取組である「地域と企業の持続的共生」を促進し、地域経済の活性化を目指すもの。全国で17団体が採択されている。
年間約5万人が廃業し、うち6割が黒字廃業の「大廃業時代」を迎えたと言われる日本。現在のM&A仲介やプラットフォームは、コンサルタントや専門家に限定されたネットワーク内で行われており、現在のクローズの仕組みではこぼれ落ちてしまう小規模事業者の望まない廃業が後を絶たない。事業本来の魅力を可視化し、技術・ノウハウ等の中小企業の経営資源を、次世代の意欲ある経営者に承継していくことは急務であると考えられる。
ライトライトが運営する「事業承継マッチングプラットフォームrelay(リレイ)」は、オープンネームの事業承継により、事業者の事業に懸けてきた想いやストーリー、持続可能な強みにフォーカスし、共感をベースにした新しい事業承継体験を提供している。同事業では、地域の後継者不在問題や移住定住促進に意欲的な全国の12自治体と連携し、地域の事業承継における目下の課題である、後継者不在事業者の掘り起こしと潜在層の把握、第三者承継の啓蒙、基本合意の前後や承継を検討されている方への専門的なサポート、成功事例の横展開の実証に取り組む。