2023年06月27日 16:01

パシフィックネットは、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に向けて、主要拠点から製品を発送する際に使用 する、段ボールと緩衝材の見直しを実施した。同社は、全ての事業・サービスが顧客企業のESG推進への支援となる特徴を有しているが、顧客への製品発送で、相当数の段ボールとプラスチック緩衝材を使用。そこで、さらなる環境負荷の低減策の検討を進めてきた。

同社が扱うPCや周辺機器は、衝撃に弱い・重い・様々なサイズがあること等から、適切な梱包や緩衝材の選定が非常に重要。プラスチック使用量の低減が可能な発送や梱包方法について様々なテストを繰り返した結果、環境にやさしく、かつ適切な梱包が可能な発送用資材全般の変更を実現した。

まずは、資材の変更内容を実施し、梱包・発送で利用していたプラスチック使用量の約75%を削減。発送用の段ボール容量についても、段ボールサイズを従来比約20%削減。それにより、輸送効率の向上と発送用の緩衝材使用量の削減を実現した。

また緩衝材を、従来のプラスチック製から再利用が容易な再生紙資材に切り替えた。環境負荷の低い再生紙に変更することによって、年間2.4トン、レジ袋24万枚分相当のプラスチックの低減が可能となった。今後も更なる環境負荷の低減へ向け、残る資材の見直しにも引き続き取り組んでいくとしている。