2023年06月27日 15:37

ローンディールは、今年5月にベンチャー越境プログラム「side project」を本格的にローンチした。これは3カ月の間、業務時間の20%程度をベンチャー企業での仕事に充てるプログラム。6月よりスタートする第1期に、大企業5社の参加が決定した。

各社は本プログラムの導入により、社外経験を通して個人のキャリア自律を促進することや、越境経験のある社員が増えることで外向きの組織風土を醸成することを目指している。さらに、ベンチャーでの業務経験から新規事業開発のヒントを得ることや、ベンチャーとの事業共創も期待されている。

このたび参画を決定したのは、旭化成、川崎重工業、KDDI、東京ガス、日本郵便。現在、5社から55名がプログラムへの参加を予定している。参加者は2023年6月に5社合同でのキャリア開発を含む事前研修を終え、7月よりベンチャーとの面談をスタートする。ベンチャーと業務内容の合意に至った参加者は、業務時間の「20%」を活用し、9月~11月の3カ月間、ベンチャー企業において業務を実践する。また、現在、2023年12月~2024年2月の3カ月間で参画する企業を募集中。問い合わせはこちら

ローンディールは、今後も「side project」を通じて、大企業とベンチャー企業の間での人材の流動化を促進し、より多くの人が境界を超えて挑戦できる社会の実現を目指す。