2023年06月21日 09:15

FCEプロセス&テクノロジーが提供する純国産RPA「RPA Robo-Pat DX(ロボパットDX)」は、10月、操作画面UIを刷新した新バージョンver1.5.0をリリース、一部の顧客へは8月1日より先行利用を開始する。
RPA「ロボパットDX」は情報システム部門に頼らず「現場が自ら業務を自動化できる」ことをコンセプトに開発されたRPAだ。同社では「プログラミングの知識を持たない事務職の方でも簡単に自身の業務を自動化できる」というコンセプトのもと「ロボパットDX」の開発、改善に取り組んできた。今回のアップデートにおいては100名以上、合計300時間を超えるユーザーリサーチも踏まえたものになっている。
version1.5.0のアップデートでは、「概念の理解が難しい」という意見が多かった「条件分岐」「繰り返し」の表現を一新。他多数の表示改善により、繰り返しの入力作業などの自動化がより一層設定しやすくなった。また、web操作をより効率的に実現する「ライブラリ」機能を実装。現在は、「スプレッドシートを利用する業務」のロボの作成を指示するコマンド(特定の作業を指示するボタン)が追加されている。さらに、これまでと同一の操作で「画像のキャプチャ」をするだけで、自動的に操作位置を捉え、ロボの操作を補完するオブジェクト情報を記憶できるようにした。これまでの高度な画像認識に加えて、オブジェクト認識で自動的に動作補完をすることにより、さらに安定したロボットの動作が可能となる。