2023年06月20日 19:10

ユニバーサルロボット(UR)は、ネクストスケープの「RoboLens(R)」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(URロボット)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証した。

RoboLensは、MR技術を活用して簡単、効率的、直感的にロボットの現場導入やティーチングをアシストする次世代のソリューション。「RoboLens Layout」と「RoboLens Teaching」を展開。いずれもMicrosoft社のMRゴーグル HoloLens2を使い、透過性のあるレンズで現実世界を見ながら、仮想物体を表示させる。

RoboLens Layoutは、MR技術を活用したロボットの配置・動作検証ソリューション。MRゴーグルを通して現場の空間上に仮想のURロボットを表示し、配置・動作の検証をすることができる。稼働中の機器に影響を与えずに検証できる上、検証結果をシステムの設計や開発に反映させることも可能。

RoboLens Teachingは、ロボットの設置後に行う教示作業をアシストするツール。HoroLens2を通してロボット実機にホログラムを重ね、ジェスチャ操作で簡単かつ効率的にロボットを移動したり、記録したりできる。また目の前の空間に3D表示されるロボットの動作軌跡を確認しながら、より安全に作業が行える。RoboLens Teachingは 2023年5月にリリース。RoboLens Layoutは2023年7月にBeta版をリリースする予定。