2023年06月20日 15:49

社会がより進歩するために、人々がより幸せになりために、をモットーに活動するロボットバンクは、新商品スマート配膳ロボットを、2種類同時に販売をすると発表した。これで同社が取り扱う配膳ロボットは合計6種類となった。
搬送・配膳RISUロボットは、最少通過幅65cmの幅を通り抜け、Star-shipは最大200kgの重さを品物を運ぶ事ができる。大型のトレイを一度に4段運ぶ事ができるが、最新技術を搭載する事で360度死角なく障害物を検知できる、非常に小回りの利くロボットでもある。そのため最少65cmという狭い通路幅であっても、ロボットが通過して目的地まで到着する事ができる。
本体には配膳機能の他、広告やおすすめ品を案内できる高解像度ディスプレイと、音声案内を標準装備。最上段は瓶ビールやパフェなどの他、大型ジョッキも配膳できるように高さを確保している。店舗などのレイアウト変更時は地図を自動的に更新する事ができる。
一方、工場用搬送ロボットは、最大200kgまでの物を搬送でき、2次加工により後部を自由にアレンジする事が可能。ビアホールやリゾートホテルでの使用や工場間の移動も円滑に行う事ができるように、自動車のナビゲーションシステムの技術を活用。外面でも自分の位置を見失うことなく搬送でき、内部には配送重量に応じてダンピングを調整可能な衝撃吸収するサスペンションも内蔵。いずれも自動車の自動運転技術(L4)レベルの技術が搭載されている。