2023年06月20日 10:03

SkyDriveは、空飛ぶクルマの製造に向けた協力について、スズキと基本合意書を締結した。
空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)やUrban Air Mobility(UAM)と呼ばれている。SkyDriveは、「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、豊田市を主拠点に「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発している。「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与。「空飛ぶクルマ」は、現在3人乗りの機体を開発中、2025年に大阪・関西万博での運航開始を目指している。
同社は、「空飛ぶクルマ」の製造を目的とした100%出資の子会社を設立する。同社とスズキは、スズキグループが静岡県内に保有する工場を活用し、2024年春ごろ、「空飛ぶクルマ」の製造開始を目指す。スズキは、製造子会社の人材確保など製造開始に向けた準備についても協力する。より具体的な条件については協議を継続し、別途取り決める予定だ。