2023年06月20日 09:48

東海電子は、6月19日より、「校正証明書DLサービス」校正証明書電子データダウンロード・発行サイトを開設する。

アルコール検知器は、飲酒運転防止機器として測定結果に対する機器の信頼性が求められる。また、アルコール検知器のみならず、一般的な測定機器類はメーカーによる定期校正を実施し、補正することで機器の信頼性が維持される。メーカーにおける、正しい検査機器を用いて、正しい手順で補正を実施した証明書が校正証明書となる。同社における校正証明書の発行は、顧客より依頼された場合に、紙に印刷し製品出荷と併せて発送、または証明書のみを発送するサービスとして提供していた。

今回のwebサービスサイト「校正証明書DLサービス」では、顧客にて校正証明書が必要となった場合、webサイトへアクセスし、アルコール検知器の製造番号を入力することで、直ちに校正証明書の電子データをダウンロード・印刷することが可能になる。これにより、電話・メールによる同社への校正証明書発行の依頼は不要となる。また、従来は校正証明書が手元に届くまで数日を要していたが、同サービスサイトではその場で顧客に発行してもらうことにより、直ちに入手することが可能となった。

「校正証明書DLサービス」は、東海電子製全てのアルコール検知器が対象で、利用は無料。校正証明書データは、同社製品出荷日より1年6ケ月間経過まで保存する。

校正証明書DLサービス