2023年06月06日 15:25

製造業BtoB企業向けに独自開発したマーケティングオートメーションツール「MRC」を展開するマーケライズは、製造業界の営業・販促担当者を対象に、2022年4月~2023年3月における展示会出展に関する調査を2023年4月に実施した。

今回の調査では、リアル展示会に対する今後の出展意向は「出展数を増やす」「直近1年と変わらず出展する」との回答を合わせると、79%になった。「出展数を減らす」「出展しない」は14%。新型コロナウイルスの感染状況も落ち着き規制も緩和してきた中で、実際に製品を手に取れたり、担当者と直接商談ができたりするリアル展示会への出展に前向きな姿勢が見られる。一方、オンライン展示会に対する今後の出展意向は「出展しない」が58%、「出展数を減らす」が8%となり、「直近1年と変わらず出展」「出展数を増やす」は合わせても27%に留まった。

次に「1回あたりで獲得した顧客情報数」と「その内1ヵ月以内に商談に繋がる割合」を調査。その結果、オンライン展示会では、「1回あたりで獲得した顧客情報数」は「100件未満」が最多で72%。また情報提供者の内、1カ月以内に商談に繋がる割合は「0~5%」が最も多く78%と、新規リード獲得に苦戦している様子。

一方で、対面のリアル展示会1回あたりで獲得した名刺枚数は「100~300枚未満」が最も多く48%。その後1カ月以内に商談に繋がる割合からみても、オンラインと比較してリアル展示会の方が、顧客情報の獲得、そして商談に繋がる割合が高いようだ。詳しくはこちら