2023年05月23日 16:05

ニチバンは、術後ケア製品「アスカブリック(TM)(Ascablic)」シリーズの皮膚接合用テープ「ファスナート(TM)」から、新サイズを、5月23日(メーカー出荷)から発売する。

近年、患者のQOL(生活の質)に配慮して、負担のより少ない処置が重視されており、術後の創部の閉鎖にテープを用いるケースが増えている。「ファスナート(TM)」は、手術創や挫創・切創の閉鎖や、縫合部の補強を目的とする皮膚接合用テープ。優れた粘着力と高い通気性があり、確実な創閉鎖をサポートする。この度、医療現場から要望の多かった、幅の広い短尺サイズ(12mm×35mm)を追加発売。現在展開している6サイズのラインアップとあわせて様々な大きさの創部に対応することができ、医療現場における処置の効率化に貢献する。

本製品は優れた粘着力により、創閉鎖に必要な付着性がある。耐水性があり、水に濡れてもはがれにくい。テープの「かど」を丸くすることで、貼付中にテープが端からはがれにくくなっている。また粘着剤に通気孔があるので、通気性が高くムレにくい。基材は不織布で、血液等がテープの内側に溜まりにくくなっている。

さらに、創部の閉鎖に必要な方向にのみ、強度を高めるために樹脂をラミネート加工した。強度を高めながらもしなやかな基材を採用しているため、凹凸部へしっかりとフィット。基材を工夫したことで、貼付中にテープが折れてシワになることを防ぐ。詳しくはこちら