
日本農業新聞は、5月22日、LINE公式アカウント上で展開するデジタルメディア「和牛新聞」をリニューアルした。
日本農業新聞は国内唯一の日刊農業専門紙。1928年に創刊した「市況通報」を前身とし、90年以上にわたって農業の専門情報を伝えてきた。販売部数は、農業専門紙として国内最大の30万部。主力媒体である「日本農業新聞」のほか、1999年1月以降の110万件を超す記事閲覧や切り抜きなどができる「日本農業新聞データベース」や、農畜産物の価格を示す「netアグリ市況」、農産物直売所情報誌「フレ・マルシェ」などを展開している。
「和牛新聞」は、生産者向けメニューと消費者向けメニューで構成。日本農業新聞電子版に掲載される和牛に関する記事を中心に、動画、専門家によるコラム、クイズやゲームなどを展開。2022年10月には、「和牛のオリンピック」こと第12回全国和牛能力共進会(鹿児島全共)の審査結果を速報で知らせたほか、プレゼントキャンペーンも実施した。
今回のリニューアルでは、新たに、2027年開催の第13回全国和牛能力共進会(北海道全共)の関連情報や記事を掲載。さらに家畜改良事業団とも連携して和牛改良情報も掲載し、生産者向けのコンテンツを拡充する。国会議員などの著名人が和牛への思いを語る動画インタビューも新設。「和牛新聞」は、肥育農家や繁殖農家、流通業者、消費者に至るまで、さまざまな和牛関係者に必要な情報を届けることで、日本の農畜産業を応援する。
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