2023年05月17日 12:42

日本MIT会は、8月6日、東京工業大学との共催で、同大学キャンパスにて女子児童・生徒向けのSTEMワークショップを開催する。

日本MIT会はMITに在籍した学部卒業生に加え、大学院における修士、博士号の取得者、教職者、ショートプログラム参加者からなりたっている日本におけるMITの同窓会。今回のワークショップは、MITから初めて女性が卒業してから150周年を記念する一連のイベントの一貫として行われる。1873年にMITを卒業する初の女性となったエレン・スワロー・リチャーズさんは、数々の功績を残し、科学分野を志す女子学生のインスピレーションとなることに生涯を捧げた。エレンさんの卒業から150年が経過したが、STEMを学ぶ女子の割合には未だ大きな男女差がある。このイベントを通じて、より多くの女子児童・生徒がSTEM分野を志すきっかけになればと考え、開催に至った。

同ワークショップでは、MIT-Japan Programの一貫で日本でインターンシップを行っているMITの現役の学生や、MITの卒業生をファシリテーターとして招いている。50名の参加者を複数人のグループにわけ、DNA抽出実験やMITで伝統的に行われている、Egg Dropなど、ハンズオン形式でサイエンスとエンジニアリングを体験。ワークショップによってSTEMやグループワークの楽しさ、実験の現実社会への応用などを学んでもらう。

参加費は無料。開催日は8月6日。会場は、東工大蔵前会館くらまえホール(東京都目黒区大岡山2-10-1)。

申し込みフォーム(締切日:6月15日)