2023年05月17日 09:23

freeeは、同社が提供するクラウド型電子申告ソフト「freee申告」内の法人税機能において予定申告機能の提供を開始した。
「freee申告」は、会計と申告の業務がシームレスに連携された、クラウド上で会計業務から申告業務までをサポートしているサービス。法人税、所得税、消費税・年末調整、法定調書・償却資産の電子申告に対応している。会計事務所での利用を想定して作られたサービスだが、一部機能については個人事業主、法人でも利用可能。freee申告をまだ利用していない人においては、書類の入力やfreee会計の数値連携などの操作を無料で試すことが可能だ。
予定申告とは、普通法人を対象として納付額が10万円以上となる法人において事業年度開始から6カ月を経過した2カ月以内に前事業年度の税額のおよそ半分を納付することを指す。今回提供を開始する予定申告機能では、freee申告で前事業年度の確定申告データがある場合は自動でデータが連携されるため、効率的に予定申告書の作成と電子申告が可能だ。予定申告に係る申告書作成と電子申告に対応し、既存機能の確定申告・修正申告との連携を図ることで、法人税の申告手続きの効率化を実現する。今回は、国税「別表十九」、地方税「第六号の三様式」「第六号様式別表四の三」「第二十号の三様式」の申告書に対応している。