2023年05月16日 12:59

アサヒユウアスが開発したエコボトル「森のマイボトル」が、G7広島サミットで提供する記念品「サミットバッグ」の中身のひとつとして採用された。「サミットバッグ」は、サミット主催国に来訪するG7各国の代表団やマスメディア関係者らに対して配布する記念品。広島の平和記念公園に届いた「折り鶴」を再利用した、同社特製の包装箱に入れて提供される。

「森のマイボトル」は、国産間伐材を使ったエコボトルで、2022年に開発された。5月からリニューアルし、使用する原材料の一部を変更。アサヒグループが広島県に所有する社有林「アサヒの森」の間伐材やバイオマスポリエチレンなど植物由来の原料を、43%使用する。

またキャップと底カップ部は、従来使用していた新規プラスチックをリサイクルポリプロピレンに変更した。リサイクルポリプロピレンは、メニコン社のコンタクトレンズの工場で発生する未利用の端材を原料としている。同社EC サイト「ユウアスモール」上で、5月下旬以降、順次切り替え予定。

なお、国際メディアセンター内では、ウォータースタンド社の浄水型ウォーターサーバーを設置し、「森のマイボトル」を活用した使い捨て容器削減の促進に取り組む。「森のマイボトル」を活用したごみゼロの促進に取り組むことで、G7広島サミットにおける環境負荷低減の取り組みを後押しする。