2023年05月11日 19:01

オムロンは、電子部品事業の国内5生産拠点にて、太陽光発電システムを活用した生産を5月15日から開始する。

オムロンは、長期ビジョン「Shaping the Future 2030(SF2030)」において、サステナビリティ重要課題に「事業を通じた社会的課題の解決」と「脱炭素・環境負荷低減の実現」を掲げている。また、「脱炭素・環境負荷低減の実現」においては、2050年までに自社拠点から排出される温室効果ガス(GHG)をゼロにする「オムロンカーボンゼロ」を宣言し、2024年度末までに国内全76拠点のカーボンゼロの実現を目標に掲げている。

今回、電子部品事業は国内生産5拠点での太陽光発電システムの設置を完了し、太陽光発電を活用した生産を開始する。これにより、年間約1200トンのCO2排出量の削減効果を期待できる。電子部品事業では、長期ビジョン達成に向けて、「Green・Digital・Speed」を軸に新たな価値を提供する成長戦略を掲げている。環境に貢献するソリューションをより早く創出する、「Green」においては、顧客のカーボンニュートラル実現に貢献する、「DMS GREEN PROJECT」を展開。同プロジェクトでは、自社の3つの取り組み「商品」、「生産プロセス」、「調達」を連動させ、サプライチェーン全体のカーボンニュートラルの実現を後押しする商品・技術・ソリューション創出に取り組んでいる。再生可能エネルギー導入で「生産プロセス」における生産時のクリーンエネルギー利用をさらに加速。これらの取り組みを通じて、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量の削減に貢献する。

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