EchoNous, Inc.とエコノス・ジャパンは、カーディナルヘルスと「KOSMOS Series」の日本における販売元契約を締結した。本製品は、これまで日本における販売元として、JTPを通じ販売を行なってきたタブレット型超音波画像診断装置。

このたびの販売提携により、EchoNous Inc.は従来のJTPの販売網に加え、日本におけるカーディナルヘルスの幅広い流通網や、同社の長年に渡る超音波画像診断装置の専門知識を活用。「KOSMOS Series」の販売を加速させ、日本市場で本格展開する。

「KOSMOS Series」はAI技術を活用し、心機能の指標である左室駆出率の自動計測や、大動脈弁狭窄など弁膜症の重症度評価に用いられる、CWドプラ計測が可能。またプローブを変えることで腹部や肺、下肢血管、関節などさまざまな部位の診断にも使用できる。心臓用フェイズドアレイプローブの「Torso-Oneプローブ」「Torsoプローブ」に加え、新たに高周波リニアプローブの「Lexsaプローブ」も発売を開始した。

またタブレット型超音波では、タブレットモニターを卓上に置き、スクリーン画面を指でタッチする際、押した勢いで後ろに倒れやすいという問題があり、操作上の課題とされてきた。本製品では、タブレットに装着して卓上で安定させることができるKOSMOS専用のキックスタンド（オプション別売）を準備。あらゆる臨床現場で、より安定性を維持しながら使うことができるよう設計されている。