2023年05月11日 12:53

Ramen TAO Franchise Inc.は、2023年4月、ミシュランガイド掲載店の味を全米に広げるためFC展開を開始した。連続起業家・シェフ・コンサルタントとして実績のある、山田仁さんら4名が指揮を執り、2027年に100店舗の出店を計画している。
同社は、ミシュランガイド カリフォルニア2022でビブグルマンに選出された人気店「Ramen & Tsukemen TAO(ラーメン タオ)」をはじめ、グループ店をアメリカ・メキシコに7店舗展開中。「Ramen & Tsukemen TAO」は、白味噌と赤味噌をベースに豚骨を煮込んだ、濃厚豚骨味噌のスープが特徴のラーメン。麺はコシがある太麺を使用しており、濃厚スープが麺に絡み口いっぱいにスープの旨味が広がる。
赤味噌スパイシーは、辛いものが好きなアメリカ人に人気。日本のラーメンには欠かせない煮卵も同店の名物で、半熟の煮卵はアメリカでも人気だという。2022年にはミシュランガイド カリフォルニアのビブグルマンに選出され、濃厚豚骨味噌ラーメンの味はもちろん、つけ麺、豚まんの美味しさも評価された。
今後、2027年に全米にて100店舗の出店を目指している。ミシュランガイド掲載店の味を、ラーメン屋の少ない郊外や、美味しいラーメン屋がない地方の都市部で楽しんでもらえることを目標としている。店舗の規模は、30~50席程度の小・中規模。シンプルな内装にして出店コストを抑え、ローカル住民が週に一度、もしくは月に一度食べに来るような気軽なラーメン屋を作る。